AI MEETING — 比較最終更新 2026.08.23

AI議事録・文字起こしサービスを比べる|Notta・Fireflies・tl;dv・Fathomの選び方

先に言うと、精度では選べません。当研究所も他サイトも、測り方を公開した数字を持っていないからです。いま確かなことで選ぶなら、判断軸は「無料枠の形」「通貨」「日本語ネイティブかどうか」の3つです。

先に、この比較表に無いものを書きます

この表には「日本語の精度」の行がありません。

比較記事としては不自然に見えると思います。理由を先に書きます。

2026年8月19日にこのジャンルの検索結果を調べたとき、上位の記事には「Notta 98%」「Fireflies 90%以上」といった数字が並んでいました。ところが、どの記事にも「どの音源で・何人の会議で・何を誤りと数えたのか」が書かれていませんでした。

測り方が分からない数字を並べても、比較にはなりません。 だから当研究所は引用しません。そして自分でもまだ測っていません。

測り方は先に公開しています → 日本語文字起こし精度テストのやり方

では、いま何で選ぶのか。 公式情報だけで確実に分かる、次の3つです。

  1. 無料枠の形(4社で制限のかけ方がまったく違います)
  2. 通貨(日本円で確定するか、ドル建てで動くか)
  3. 日本語ネイティブかどうか

4サービスを横に並べる(公式確認 2026.08.23)

28 / 44 埋まっています
  • 実測
  • 公式確認済
  • 外部評価
  • 未検証
項目NottaFireflies.aitl;dvFathom
無料プランあり(¥0)公式確認済あり($0・Free forever)公式確認済あり(¥0・クレジットカード不要)公式確認済あり($0・free forever)公式確認済
無料枠の制限のかけ方月120分・ただし1回3分まで公式確認済文字起こし無制限・保存400分/チーム公式確認済レコーディング無制限・ただし保持は最長3か月/週40回/1回3時間公式確認済録画・文字起こし無制限公式確認済
無料でAI要約が使えるか10回 / 月公式確認済無制限公式確認済AIメモは会議10回分まで公式確認済使える(Instant AI call summaries)公式確認済
最安の有料プラン¥1,980 / 月(Premium)公式確認済$18 / 月(Pro)公式確認済¥4,980 / 月(プロ・月払い)公式確認済$20 / 月(Premium)公式確認済
年払いにしたときの月あたり¥1,185公式確認済$10 / 席公式確認済¥3,080 / 席公式確認済$16公式確認済
通貨日本円公式確認済米ドル公式確認済日本円(日本向け表示)公式確認済米ドル公式確認済
日本語の文字起こし対応(日本のサービス)公式確認済対応(公式一覧に Japanese / ja)公式確認済未検証未検証
会議ツールへの対応Zoom / Google Meet / Teams / Webex / Slack公式確認済Zoom / Google Meet / Teams ほか公式確認済未検証未検証
日本語の文字起こし精度未検証未検証未検証未検証
話者分離の正答率未検証未検証未検証未検証
当研究所での契約していません未検証していません未検証していません未検証していません未検証

料金・条件は変わります。契約前に必ず公式で現在の値を確認してください。「―」は当研究所がまだ確かめていない項目です。日本語対応と会議ツールの欄は、tl;dvとFathomの公式ページに名指しの記載を確認できていません。

この表の数字は、4社の公式料金ページで2026年8月23日に確認しました。 Notta/Fireflies/tl;dv/Fathom 金額も無料枠の条件も変わるので、契約前にご自身で現在の値を見てください。 ⚠️ tl;dvとFathomは月払い/年払いの切り替えで表示額が変わります。上の表は月払いの額を「最安の有料プラン」に、年払いの額を「年払いにしたときの月あたり」に入れています。 いずれも広告リンクではありません。クリックしても当研究所に報酬は入りません。

軸1|無料枠の「形」が、4社で違います

ここがいちばん誤解されているところです。同じ「無料プランあり」でも、何ができるかがまったく違います。

  • Notta — 月120分ある。でも1回3分まで。 30分の会議を1本通せません
  • Fireflies — 文字起こしは無制限。でも保存はチームで400分まで。 たくさん通せるが、溜められません
  • Fathom — 録画も文字起こしも無制限と公式に書かれています。個人向けでは最も緩く見えます(→ Fathomの受け皿ページ)
  • tl;dv — レコーディングは無制限。でも無料は保持が最長3か月・週40回・1回3時間まで。 AIメモは会議10回分で止まります(→ tl;dvの受け皿ページ)

「無料で自分の会議を1本通して確かめたい」という目的なら、Nottaは選べません。3分で切れるからです。

制限のかけ方が、4社で全部違うのが分かると思います。 回数(Notta)/保存量(Fireflies)/保持期間(tl;dv)/ほぼ無制限(Fathom)。 自分が引っかかるのはどれか、で選び方が変わります。

詳しくは AI議事録は無料でどこまで使える? に分けて書きました。

軸2|通貨は、思っているより効きます

通貨 毎月の金額
Notta 日本円 ¥1,980で確定
tl;dv 日本円(日本向け表示) ¥4,980で確定
Fireflies 米ドル 変動
Fathom 米ドル 変動

ドル建ての2社は為替で毎月の請求額が動き、さらにカード会社の海外事務手数料(一般に1〜2%程度)が乗ります。

未検証 当研究所は固定の円換算を出していません。 為替は毎月動くので、書いた瞬間に古くなるからです。

⚠️ 2026年8月23日の再確認で、tl;dvが日本円建てだと分かりました。 以前このページはユーロ建てと書いていましたが、日本から公式料金ページを開くと日本円で表示・請求されます。訂正します。

  • 経費として金額を確定させたい → Nottaかtl;dv。日本円で金額が動きません
  • 金額の変動を気にしない → この軸は無視して構いません

軸3|日本語ネイティブかどうか

Nottaは日本のサービスです。画面・サポート・請求がすべて日本語です。

Firefliesは英語圏のサービスですが、公式ヘルプの対応言語一覧に Japanese(言語コード ja) が載っており、公式は「100以上の言語に対応」と説明しています。

tl;dvの公式サイトは日本語で表示され、料金も日本円です。 文字起こしは「30以上の言語」に対応と書かれています。⚠️ ただしその30言語の一覧が公式ページに無く、日本語が含まれるかを名指しで確認できていません。 未検証 ここを詳しく分けて書いたのが tl;dvは日本語の会議で使える? です。

⚠️ ここで慎重になってください。「対応言語表に載っている」ことと、「日本語の会議で実用になる」ことは別です。 前者はNottaとFirefliesで確認できましたが、後者は当研究所も確かめていません。

Fathomについては、日本語対応の記載を公式ページから確認できませんでした。 未検証 「対応していない」という意味ではなく、確認できていないという意味です。日本語の会議で使う予定なら、公式に問い合わせるか、無料枠で自分で試してから判断してください。 詳しくは Fathomは日本語の会議で使える? に分けて書きました。

いまの情報で「まず試す」を決められる人

  • 日本語の会議が中心で、日本円で払いたい → Nottaを月払いで1か月
  • まず無料で自分の会議を何本か通したい → Firefliesの無料から
  • 英語の会議が中心で、無料の範囲を広く使いたい → Fathomの無料から
  • 「精度は自分の会議で確かめる」と割り切れる

もう少し待ったほうがいい人

  • 契約前に日本語精度の実測値を見たい(誰も公開していません。当研究所も未測定です)
  • 法人でセキュリティ要件の確認が必要(当研究所は未確認です)
  • tl;dvかFathomで日本語が使えるかを名指しで確認してから決めたい(公式に記載がなく、当研究所も未確認です)
  • 1本の記事だけで決めたい(このジャンルは無料枠で自分で試すのが最短です)

2026年8月23日に各社の公式ページで確認した情報にもとづく整理です。当研究所はいずれのサービスも契約していないため、使い心地・精度についての判断は含めていません。

「どれもまだ選ばない」も、正しい答えです

このジャンルには、無料で自分の会議を試せるサービスが複数あります。 これはAI音声のときと大きく違う点です(AI音声は3社とも無料枠で商用利用できませんでした)。

つまり、記事を読み比べるより、無料枠で自分の会議を1本通すほうが速いし確実です。

このページの役目は、その1本を通す前に知っておくべきことを渡すところまでです。

  • Nottaの無料では通せない(3分で切れる)
  • Firefliesの無料は通せるが、溜められない(400分)
  • 通貨が違うと、毎月の金額の性質が変わる

ここまで分かっていれば、あとは自分の会議が答えを出します。

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