AI MEETING — Zoom最終更新 2026.10.03
Zoomの会議を文字起こしする方法|標準機能で足りる人と、外部ツールが要る人
有料のZoomアカウント(Pro以上)を使っているなら、まず標準の音声トランスクリプトを試してください。追加費用ゼロで、日本語にも対応しています。外部ツールが必要になるのは、無料のBasicプランを使っている場合か、標準機能で足りない用途がある場合だけです。
先に結論 — たぶん、ツールを入れなくていい人がいます
「Zoom 文字起こし」で検索すると、外部ツールを紹介する記事がたくさん出てきます。でも、その前に確認することがあります。
Zoomには標準の文字起こし機能があります。
公式に確認したところ、クラウドレコーディングの音声トランスクリプトは次の条件で使えます。
A Pro, Business, Education, or Enterprise account(Pro・Business・教育機関・Enterpriseのいずれかのアカウント)
そして対応言語19種の中に、日本語が含まれています。
つまり、こうなります。
- 有料のZoomアカウント(Pro以上)を使っているなら → まず標準機能を試してください。追加費用はゼロです
- 無料のBasicプランなら → 標準の音声トランスクリプトは使えません。外部ツールを検討することになります
このページの目的は、外部ツールを売ることではありません。 要らない人には「要りません」と書きます。
Zoom標準の音声トランスクリプト(公式確認 2026.08.23)
5 / 8 埋まっています- 実測
- 公式確認済
- 外部評価
- 未検証
| 項目 | Zoom クラウドレコーディングの音声トランスクリプト |
|---|---|
| 必要なアカウント | Pro / Business / Education / Enterprise公式確認済 |
| 無料(Basic)で使えるか | 使えません公式確認済 |
| その他の前提条件 | クラウドレコーディングが有効/音声トランスクリプトが有効公式確認済 |
| 日本語への対応 | 対応(19言語の一覧に日本語)公式確認済 |
| 追加費用 | なし(プランに含まれます)公式確認済 |
| 日本語の文字起こし精度 | 未検証 |
| 話者分離の精度 | 未検証 |
| AI要約の有無・質 | 未検証 |
Zoom公式のサポート記事「Using audio transcription for cloud recordings」の記載を整理したものです。「―」は当研究所がまだ確かめていない項目です。Zoomの機能・プラン構成は変わるため、契約前に必ず公式で現在の条件を確認してください。
確認元です。前提条件と対応言語はZoom公式サポート「クラウド レコーディングにオーディオ文字起こしを使用」、プラン別の機能はZoom公式の料金ページ(どちらも2026年8月23日確認)。 料金ページの機能比較でも「クラウド録画トランスクリプト」はプロ・ビジネス・エンタープライズにのみ付いており、ベーシックには付いていません。 このページの結論は「まず自分のプランを見てください」です。上のリンクで、自分の契約が該当するかを先に確かめてください。 いずれも広告リンクではありません。
⚠️ 既定は英語です。日本語は自分で選び直します
見落としやすい点が公式サポートに書かれています。
デフォルトでは、クラウド レコーディングのオーディオ文字起こしは英語で生成されます
日本語の会議でも、設定を変えないと英語として文字起こしされます。 Zoomウェブポータルの[レコーディングと文字起こし]から、対象ファイルの「言語を変更」で日本語を選び直すと、その言語で再分析されます。
「Zoomの標準機能は日本語がダメだった」という感想は、ここを触っていないだけの可能性があります。外部ツールを検討する前に、まず言語設定を確認してください。
まず、自分のZoomプランを確認してください
順番はこうです。
1. 有料プラン(Pro以上)を使っている場合
設定でクラウドレコーディングと音声トランスクリプトを有効にして、次の会議を1本録ってみてください。
これで足りるなら、外部ツールは要りません。 月額を1つ増やす理由がありません。
⚠️ ただし、当研究所はZoom標準の日本語文字起こしの精度を測っていません。 未検証 「対応言語に載っている」ことと「実用になる」ことは別です。1本試して、自分の目で判断してください。
2. 無料(Basic)プランを使っている場合
クラウドレコーディングの音声トランスクリプトは使えません。 公式の前提条件に「Pro, Business, Education, or Enterprise account」と明記されています。
この場合の選択肢は2つです。
- Zoomを有料プランに上げる
- 外部のAI議事録ツールを使う
どちらが安いかは、Zoomの有料プランの金額と、外部ツールの金額の比較になります。Zoomの他の機能(会議時間の上限など)も必要なら、Zoom側を上げるほうが筋が良いこともあります。
外部ツールの候補がNottaなら、Nottaの無料枠・月払いと年払い・トライアルの更新条件 を確認し、自分の会議時間を扱える条件でZoomの有料化と比べてください。まず無料で試す候補は AI議事録の無料枠比較 で確認できます。価格が合っても日本語精度が合うとは限らず、当研究所の比較は未実測です。
外部ツールを入れる理由になるもの
標準機能があるのに、それでも外部ツールを入れる理由は次のようなものです。
1. 複数の会議ツールを使っている
Zoomだけでなく Google Meet や Microsoft Teams も使っているなら、どれでも同じ形で議事録が残るほうが扱いやすいです。NottaもFirefliesも、この3つに対応しています。
2. AI要約がほしい
「文字起こし」と「要約」は別の機能です。⚠️ Zoom標準の要約機能については、当研究所は確認していません。未検証
外部ツールでは、Firefliesが無料プランでも「Unlimited AI summaries(AI要約無制限)」と公式に書いています。Nottaの無料は「10回 / 月」です。
3. 録音済みのファイルを文字にしたい
過去の録音や、Zoom以外で録ったインタビューを文字にしたい場合、ファイルをアップロードして処理できるツールが要ります。Nottaの無料プランには「ファイルのインポート 50個 / 月」という記載があります(ただし1回3分の上限が別にかかります)。
4. 対面の打ち合わせも記録したい
Zoomの機能はZoomの会議にしか効きません。対面の会議も同じ形で記録したいなら、外部ツールが必要になります。
⚠️ ただし、対面会議での使い勝手を当研究所は確かめていません。 未検証
外部ツールが要らない可能性が高い人
- Zoom有料プラン(Pro以上)を使っていて、会議もZoomだけ
- 文字起こしがあれば十分で、AI要約までは要らない
- 録音済みファイルの文字起こしは必要ない
- 月額をこれ以上増やしたくない
外部ツールを検討する価値がある人
- Zoomが無料(Basic)プラン(標準の音声トランスクリプトが使えません)
- Zoom以外にGoogle MeetやTeamsも使っている
- AI要約で決定事項と宿題を自動で抜き出したい
- 対面の打ち合わせや、録音済みファイルも同じ形で記録したい
2026年8月23日にZoom公式サポート記事で確認した内容にもとづく整理です。当研究所はZoom標準の日本語文字起こし精度を測っていません。
外部ツールを選ぶことになった場合
Zoomに対応していて、日本語の記載が確認できているのは、当研究所が調べた範囲では次の2つです。
- Notta — 日本のサービス。日本円で月¥1,980から。⚠️ 無料プランは1回3分までなので、会議には使えません
- Fireflies.ai — 英語圏の標準。公式の対応言語一覧に日本語あり。無料でも文字起こしは無制限なので、まず自分のZoom会議を1本通して試せます
まず試すなら、Firefliesの無料プランのほうが目的に合います。 Nottaは無料では会議を通せないからです。ただしFirefliesは保存が400分までなので、溜め続けることはできません。
無料枠の詳しい比較は AI議事録は無料でどこまで使える? にあります。
このページで確かめていないこと
- Zoom標準の日本語文字起こしの精度(測っていません)
- Zoom標準のAI要約機能の有無と内容
- NottaやFirefliesとZoom標準を、同じ会議で比べた結果
- 各ツールのZoom連携の設定手順(当研究所は連携させていません)
日本語の精度については、測り方を先に公開してから測ります。 → 日本語文字起こし精度テストのやり方
⚠️ 他サイトの精度の数字は引用しません。 測り方が書かれていないためです。