ノート・情報整理 — 比較公式確認 2026.09.02

NotionとObsidian、どちらが自分に向いているか。

短い答え他の人と使うならNotion、自分のファイルとして持ちたいならObsidian。この2つは同じものの上位・下位ではなく、置き場所の考え方が違います。 どちらが優れているかは決まりません。

以下は9つの条件で分けたものです。⚠️ 点数も順位も付けていません。◎○△× のような記号も使っていません。使うと、どちらが上かの印象ができてしまうからです。

9 CONDITIONS

条件で、答えが変わる。

  • 01すぐ使いたいNotion

    Notion

    テンプレートが用意されていて、開いた日から形になります。

    Obsidian

    空のフォルダから始まります。置き方を自分で決めるところからです。

    公式確認済

  • 02他の人と共有したいNotion

    Notion

    共有と共同編集が中心機能。無料でも外部ゲストを10人まで招待できます。

    Obsidian

    基本は1人用です。共有Vaultでの共同編集はSync(有料)の機能として案内されています。

    公式確認済

  • 03自分のファイルとして持ちたいObsidian

    Notion

    クラウドに保存されます。書き出しはできますが、置き場所はNotion側です。

    Obsidian

    端末内にMarkdownファイルとして置かれます。公式は、端末に保存されるため開発元からはアクセスできないと説明しています。

    公式確認済

  • 04長期間、情報を育てたいどちらでも

    Notion

    無料のままだとバージョン履歴が7日、ファイルが1つ5MBまで。増えると先にここで詰まります。

    Obsidian

    当研究所は約5か月で1,482ノートまで来ましたが、本体の制限で止まったことはありません。

    実測

  • 05表やデータベースで整理したいNotion

    Notion

    データベース、サブタスク、依存関係、カスタムプロパティが標準機能として挙げられています。

    Obsidian

    考え方が違い、リンクとバックリンクでつなぐ形が中心です。同じことを同じ手数ではできません。

    公式確認済

  • 06スマホ中心で使いたい― 未確認

    Notion

    ブラウザとアプリで開けますが、当研究所はスマホでの使い勝手を測っていません。

    Obsidian

    端末内に置く仕組み上、複数端末で使うならSync(有料)が要ります。速さは測っていません。

    未検証

  • 07毎月の支払いを抑えたい条件による

    Notion

    1人なら無料のまま使えます。プラスは月払い¥2,000、年払いで月あたり¥1,650。

    Obsidian

    本体は無料。端末が1台なら0円のままです。同期が要るならSyncが月$5(年払い$4)。

    公式確認済

  • 08仕事・商用で使うどちらでも

    Notion

    有料プランは人数ぶんかかります。ビジネスは月払い¥3,800、年払いで月あたり¥3,150。

    Obsidian

    商用ライセンス(年$50)はありますが、公式FAQに「支払う義務はない」と書かれています。

    公式確認済

  • 09AIと組み合わせたい目的による

    Notion

    Notion AIが組み込まれています。無料は体験版で、エージェントは月額1,000クレジットあたり$10。

    Obsidian

    AI機能は内蔵していません。ただしファイルがそのまま手元にあるので、外部のAIツールから直接読み書きできます。

    公式確認済

PRICE

お金のかかり方が、そもそも違う。

Notionは人数ぶん毎月、Obsidianは本体無料で同期だけ。 同じ表に並べても、比べているものが違うことは頭に置いてください。

項目NotionObsidian
本体・無料プランフリー ¥0 / メンバー / 月無料(サインアップ不要・機能制限なし)
個人が有料にする場合(月払い)プラス ¥2,000 / メンバー / 月Sync $5 / ユーザー / 月
同じものを年払いにすると月あたり ¥1,650 / メンバーSync $4 / ユーザー / 月
仕事向けの上位プランビジネス 月払い ¥3,800 / 年払い 月あたり ¥3,150Commercial $50 / ユーザー / 年(義務ではない)
Web公開ベーシックなサイト機能が各プランに記載Publish 月払い $10 / 年払い $8(1サイト / 月)
学生・教職員プラスを無料(上限1人)Sync・Publish が40%割引(非営利も対象)

公式確認済 公式ページで 2026.09.02 確認。 ⚠️ 両社とも料金ページの初期表示が年払いです。月払いの金額は切り替えて確認しました。 ⚠️ Obsidianは米ドル建てのため、固定の円換算は書きません。為替と海外事務手数料で実際の請求額が動きます。

調べていて、引っかかったこと

どちらも、料金ページが最初に見せる金額は月払いではない

今回いちばん意外だったのはここでした。NotionもObsidianも、料金ページを開いた時点で年払いが選ばれています。Notionのプラスは¥1,650に見えますが、月払いに切り替えると¥2,000。 ObsidianのSyncは$4に見えますが、月払いなら$5です。

金額の差そのものは小さいです。ただ、月払いのつもりで安いほうの数字を見ていると、 最初の支払いで1年ぶんの判断を迫られます。比較記事に並んでいる金額も、 たいていは年払いのほうでした。自分がどちらで払うつもりなのかを先に決めてから料金ページを開くほうが、たぶん早いです。

「Obsidianは商用利用が有料」は、公式にそう書かれていない

Obsidianには年$50の商用ライセンスがあります。これを「仕事で使うなら必要な費用」として 紹介しているのを見かけますが、公式FAQの最初の一語は No でした。 支払う義務はない、そのうえで組織で使うなら開発を支えるために購入を勧める、という順番です。

⚠️ 会社として支払うべきかどうかを、当研究所が判断することはできません。 ここで確認できるのは「公式は義務だと書いていない」ところまでです。

実際に運用してみて分かったのは、拡張しなくても回るということ

当研究所はObsidianを実際に運用しています。2026年9月2日に自分の環境を数えたところ、Markdownのノートが1,482ファイル、容量は画像や作業ファイルを含めて1,726MB、 日付名の日次ノートが124本(2026年4月1日〜8月27日)ありました。

そしてコミュニティプラグインは0個でした。これは自分でも数えるまで気づいていません。 Obsidianの紹介はプラグインの話から始まることが多いので、 「拡張しないと使えないアプリ」だと思って避けている人がいるかもしれません。 標準機能だけでも1,000ノート規模までは運用できている、という実例が1つある、という話です。

⚠️ ただしこれは当研究所1件の運用で、プラグインを入れたほうが速い作業はあるはずです。 「入れなくていい」という主張ではありません。

実測数え方: Vault直下から find で拡張子 .md を再帰的に計数(node_modules / .git / dist は除外)。 プラグインは .obsidian/ を確認。ノートの中身の質は評価していません。

まだ書けないこと

  • Notionの有料プランを契約していません。実際の請求額と、情報が増えたときの速さを確認していません
  • Obsidian Sync / Publish を契約していません。同期の速さも実額も測っていません
  • 同じメモを両方に入れた比較をしていません。検索・リンク・再発見の違いはこれから測ります
  • スマホでの使い勝手を測っていません。上の表で条件06を「未確認」にしているのはこのためです

⚠️ 埋まったら書き足します。埋まる前にそれらしい数字で埋めることはしません。

次に読むところ

⚠️ このページに広告リンクはありません。Notionのアフィリエイトは2026年9月2日時点で新規募集が停止しており、 Obsidianには制度自体がありません。当研究所はどちらからも報酬を受け取っていません。