クラウドストレージ — 比較公式確認 2026.09.04

Google OneとiCloud、どちらが自分に向いているか。

短い答え200GBちょうどで足りるならほぼ同額。200GBを超えるならGoogle One、消えるのが怖いならiCloud+。決め手になるのは、いま使っている容量・支払い方・足りなくなったときの扱いです。

🔴 端末では決まりません。「iPhoneだからiCloud」「WindowsだからGoogle One」という決め方はできません。 Apple公式には iCloud for Windows・File Explorer・iCloud.com の案内があり、 Googleのヘルプには iPhone・iPad 向けの操作ページがあります。 だからこのページでは、端末を9つの条件のうちの1つとしてしか扱っていません。

⚠️ 点数も順位も付けていません。◎○△× のような記号も使っていません。 使うと、どちらが上かの印象ができてしまうからです。 ⚠️ 当研究所はどちらも契約していません。速さ・使い勝手は判定に入れていません。

9 CONDITIONS

条件で、答えが変わる。

「― 決め手になりません」と書いてある条件は、差が無かったという結果です。 空欄ではありません。ここを隠すと、端末や家族共有だけで決めてしまうことになります。

  • 01使う容量が200GBを少し超える(200GB〜2TB)Google One

    Google One

    Standard 200GB の上に Google AI Plus(400 GB)月額¥725 があります。刻みが細かいのはこちらです。

    iCloud / iCloud+

    200GBの次が2TBで、その間のプランがありません。2TBは月額¥1,500〜¥1,800(Apple公式2面で表示が違うためレンジ)。

    公式確認済

  • 02200GBちょうどで足りる― ほぼ同額です

    Google One

    Standard(200 GB)月額 ¥440。

    iCloud / iCloud+

    iCloud+ 200 GB 月額 ¥450〜¥540(Apple公式2面で表示が違うためレンジ)。⚠️ Google Oneの¥440はこのレンジのすぐ下で、表示面によっては差がほとんどありません。

    公式確認済

  • 03年払いでまとめたいGoogle One

    Google One

    「月単位 / 年単位」の切り替えと「最大 16% 割引」の表示を確認しました。⚠️ ただしプランごとの年額は当研究所が確定できていません。

    iCloud / iCloud+

    年払いのプランを、読んだ2ページのどちらでも確認できませんでした。

    公式確認済

  • 04足りなくなったとき、消えるのが怖いiCloud+

    Google One

    超過が2年以上続くとアカウントのコンテンツが削除されることがある、と公式ヘルプにあります(削除の3か月以上前に連絡)。

    iCloud / iCloud+

    「同期も更新も行わず、iCloudバックアップも完了しません」。削除についての記載は、当研究所が読んだ範囲では見当たりませんでした。

    公式確認済

  • 05足りなくなっても、止まらずに使い続けたい― どちらも止まります

    Google One

    アップロード・バックアップ・新規ファイル作成ができなくなり、Gmailの送受信にも影響することがあります。

    iCloud / iCloud+

    同期も更新も行われず、バックアップも完了しません。

    公式確認済

  • 06生成AIの機能もセットで欲しいGoogle One

    Google One

    AIプラン(Plus / Pro / Ultra)に、Geminiの利用枠拡大・Google Flow・Gemini in Gmail などの特典が付きます。

    iCloud / iCloud+

    iCloud+に付くのはプライバシー機能(プライベートリレー・メールを非公開・カスタムメールドメイン)です。

    公式確認済

  • 07家族で分け合いたい― 人数では決まりません

    Google One

    比較表に「最大 5 人までのファミリーとの共有」。数え方は「1人あたり15GBの個人用+追加分を全員で共有」と説明されています。

    iCloud / iCloud+

    「最大5人」。公式は「メンバーが増えても、費用は増えません」「一人ひとりのファイルは個別に保存」と書いています。

    公式確認済

  • 08端末で決めたい― 決め手になりません

    Google One

    Googleヘルプには iPhone・iPad 向けの操作ページがあり、Apple製の端末でも使えます。

    iCloud / iCloud+

    Apple公式に「Windowsパソコン用のFile Explorer」「iCloud for Windows」「iCloud.com」の案内があり、Windowsからも使えます。

    公式確認済

  • 09同期が速いほうがいい― 未確認

    Google One

    当研究所は契約していません。速さを測っていないので書けません。

    iCloud / iCloud+

    同じく契約していません。速さを測っていないので書けません。

    未検証

FACTS

公式に書いてあることを、同じ形で並べる。

⚠️ 「―」は確認できなかったという意味です。推測で埋めていません。

項目Google OneiCloud / iCloud+出所
無料の容量15 GB(ドライブ・Gmail・フォトで共有)5 GB(iCloud+の機能は付かない)公式確認済
有料プランの刻み公式確認済
月額(100〜200GB帯)Basic 100GB ¥290 / Standard 200GB ¥44050GB ¥150〜¥180 / 200GB ¥450〜¥540公式確認済
月額(200GBより上)AI Plus 400GB ¥725 / AI Pro 5TB ¥2,9002TB ¥1,500〜¥1,800(200GBの次はこれ)公式確認済
⚠️ 日本価格の出典one.google.com/about/ の日本向け公開比較ページ(2026.09.04 確認)。⚠️ この面で見えた選択肢であり、全ユーザー共通の一覧ではありませんレンジの下限=Appleサポート「iCloud+のプランと料金」(公開日 2026-05-19・税込と明記)/上限=apple.com/jp/icloud/。どちらが現行かは確定できないため、どちらも選ばずレンジで出しています公式確認済
年払い仕組みは確認(「最大16%割引」の表示)。⚠️ プランごとの年額は確定していません読んだ2ページのどちらにも記載を確認できませんでした公式確認済
年間換算(月額×12の目安)Standard 200GB ¥5,280 / AI Plus 400GB ¥8,700200GB ¥5,400〜¥6,480 / 2TB ¥18,000〜¥21,600公式確認済
写真の置き場所Google フォト(ドライブ・Gmailと同じ容量を共有)iCloud写真(バックアップ・iCloud Driveと同じ容量を共有)公式確認済
スマホのバックアップAndroid デバイスのバックアップが Google アカウントの容量に含まれるiCloudバックアップが iPhone・iPad の標準機能として案内されている公式確認済
ファイルの置き場所Google ドライブiCloud Drive公式確認済
ファミリー共有の人数最大5人最大5人公式確認済
ファミリー共有の費用―メンバーが増えても、費用は増えません(公式の原文)公式確認済
iPhone / iPad公式ヘルプに iPhone・iPad 向けの操作ページがある標準機能として組み込まれている公式確認済
Android公式ヘルプに Android 向けの操作ページがある専用アプリの案内は、読んだページでは見当たりませんでした未検証
Windowsブラウザから利用可能iCloud for Windows / File Explorer / iCloud.com公式確認済
Macブラウザから利用可能Finder に組み込まれている公式確認済
そのサービス群との連携ドライブ・Gmail・フォトが同じ容量。AIプランでGemini関連の特典メール・メモ・連絡先・カレンダー・Safari・パスワードなどが同期公式確認済
容量を超えたときアップロード・バックアップ・新規作成ができなくなる。Gmailの送受信にも影響することがある同期も更新も行われず、iCloudバックアップも完了しない公式確認済
超えたまま放置すると2年以上でコンテンツが削除されることがある(3か月以上前に連絡)削除についての記載を確認できませんでした公式確認済
解約・ダウングレード後プランの翌月の初めに15GBへ。超えていればGmailの送受信や同期に制限現行の請求期間が終わった後に反映。超えていれば同期・更新・バックアップが行われない公式確認済
同期の速さ――未検証

公式確認済 公式ページ・公式ヘルプで 2026.09.04 確認。 ⚠️ 料金は改定されます。契約前に必ず公式で今の額を確認してください。 自分の使用量に対する候補プランと月額は計算機で出せます。

調べていて、引っかかったこと

最初に、このページの訂正から

当研究所は最初、「Google Oneには200GBが無い」と書いていました。これは誤りです。2026年9月3日に読んだ one.google.com/about/plans に Basic 100GB・AI Plus 2TB・AI Pro 5TB の 3つしか並んでいなかったため、そう判断しました。

同じ日に one.google.com/about/ の比較表を開くと、7段階すべてが並んでいました。Standard(200 GB)月額¥440 は存在します。前者はプラン構成の違う面(URLに g1_landing_page というパラメータが付きます)でした。 1枚だけ見て決めたのが原因です。訂正して、下の表と条件を作り直しました。

刻みが細かいのはGoogle One。Appleは200GBの次が2TB

正しい一覧で並べ直すと、意外だったのは逆のほうでした。

  • Google One … 15GB / 100GB ¥290 / 200GB ¥440 / 400GB ¥725 / 5TB ¥2,900 / 20TB / 30TB
  • iCloud+ … 5GB / 50GB / 200GB / 2TB / 6TB / 12TB

200GBちょうどなら、¥440 と ¥450 で10円しか違いません。ここは差がつきません。 分かれるのは200GBを超えたときで、Google Oneには400GB ¥725 がある一方、 iCloud+は200GBの次が2TBです。300GB前後の人にとっては、ここが効いてきます。

自分がどの帯にいるかは、計算機で確かめられます。 計算機も差が小さいときは「金額は決め手になりません」と返すようにしてあります。

iCloud+の日本価格は、Apple公式の2ページで違っていた

これも並べて初めて気づきました。同じApple公式で、金額が一致しません。

  • Appleサポート「iCloud+のプランと料金」(公開日 2026年5月19日・税込と明記) … 50GB ¥150 / 200GB ¥450 / 2TB ¥1,500 / 6TB ¥4,500 / 12TB ¥9,000
  • apple.com/jp/icloud/(2026年9月3日確認) … 50GB ¥180 / 200GB ¥540 / 2TB ¥1,800 / 6TB ¥5,500 / 12TB ¥11,000

⚠️ どちらが現行かを当研究所は確定できていません。値上げの反映がページによってずれているのか、 別の理由があるのかも分かりません。だから当研究所のページでは両方を並べて出します。 契約前に、申込画面に出た金額で確認してください。

年払いの「仕組み」はGoogle Oneにある。ただし額は確定していない

one.google.com/about/plans には「月単位」「年単位」の切り替えがあり、年単位にすると最大16%割引と表示されました。年払いの仕組みがあること自体は確かです。

⚠️ ただし、その面はプラン構成が上の一覧と違っていました。 そこに出ていた年額を、正しいプラン一覧のプランへそのまま当てることはできません。 当研究所はプランごとの年額を確定していません。計算機の年間額は、 両社とも月額×12の目安として出しています。

iCloud+については、サポートページ・マーケティングページのどちらにも年払いのプランを確認できませんでした。 ⚠️ 「無い」と断定はしません。読んだページに記載が無かった、というところまでです。

足りなくなったときの扱いが、正反対に近い

ここが、契約する前にいちばん見ておく価値があると思った部分です。

Googleのヘルプにはこうあります。

割り当て量を超過した状態が 2 年以上継続している場合(中略)ご利用の Google アカウントに含まれるすべてのコンテンツが削除されることがあります。

削除の前には少なくとも3か月以上前に連絡があるとも書かれています。 対してAppleのサポートはこうです。

iCloudストレージの消費量が新しいストレージプランの容量を上回っている場合、iCloudは情報の同期も更新も行わず、iCloudバックアップも完了しません

止まる。そして当研究所が読んだ範囲では、削除についての記述は見当たりませんでした。 ⚠️ 「iCloudなら消えない」と断定はしません。読んだページに記載が無かった、というところまでです。

どちらも「超えたら新しく置けなくなる」点は同じです。違うのはその先。 止まったまま気づかないのが困る人と、消える可能性があるのが困る人で、選ぶ側が変わります。

端末で決めようとすると、たぶん間違える

このジャンルでいちばん多い説明が「iPhoneならiCloud、AndroidならGoogle One」です。 当研究所も最初はその形で設計しようとしました。公式を読んで、やめました。

Appleの公式ページには、iCloud Driveのファイルへ 「iOS上とiPadOS上のファイルアプリ、Mac上のFinder、Windowsパソコン用のFile Explorer、 またはiCloud.comから」アクセスできると書かれています。iCloud for Windows アプリの案内もあります。 Googleのヘルプには iPhone・iPad 向けの操作ページがあります。

つまりどちらの端末でも、どちらのサービスも使えます。 端末で決まるのは「バックアップがどちらの標準機能か」までで、 写真やファイルをどこに置くかは端末とは別に選べます。

だから当研究所の計算機は、端末を条件の1つとしてしか扱いません。 必要容量・月額・年払いの有無・超過時の扱いを合わせて見て、決め手にならなかった条件は「決め手になりませんでした」と画面に出します。

家族共有は、人数では差がつかない

両社とも公式に最大5人です。ここで比べても答えは出ません。

違うのは説明の仕方で、Appleは「メンバーが増えても、費用は増えません」、 Googleは100GBプランの例として「1人あたり最大15GBの個人用の保存容量(無料)+ Google Oneからの85GBをメンバー4人全員で共有」と書いています。 ⚠️ 当研究所は家族アカウントで検証していないので、原文を並べるところまでにとどめます。

まだ書けないこと

  • どちらも契約していません。実際に請求される金額と税の乗り方を確認していません
  • 同期・アップロードの速さを測っていません。上の表で「同期の速さ」を「―」にしているのはこのためです
  • 超過状態を実際に作っていません。何から止まるのか、削除の案内がいつ来るのかは分かりません
  • 家族アカウントで検証していません。容量の数え方の違いが実際にどう出るかは未確認です
  • AndroidからiCloud.comを使えるか確認していません
  • iCloud+の日本価格が、Apple公式2ページのどちらが現行なのかを確定できていません。申込画面まで進んで確認していません
  • Google Oneの年払いが、正しいプラン一覧の各プランでいくらになるのかを確認していません

⚠️ 埋まったら書き足します。埋まる前に、それらしい数字で埋めることはしません。